【蔵元紹介】常山酒造 (福井県)

若手蔵主自身が杜氏となって自分で酒を造り自分で売りに行く。そういう酒蔵注目されています。常山酒造は典型的です。大手酒造会社の営業として勤務した後、家業を引き継ぎ、自ら杜氏として酒造りに携わり、全く酒造り経験の無い中、わずか4年で全国新酒鑑評会金賞受賞した常山晋平さんは福井県では天才醸造家と言われています。
酒造りは若手にありがちな奇をてらったことはせず堅実そのもの。五百万石の特徴を活かした、サッパリと辛口な酒質吟醸酒を追求しています。
常山酒造では搾り後の工程にも拘っています。
しっかりと酒を造り良い酒を絞っても、瓶詰めまでの工程を疎かにすると意味がないということで、搾った後もコールドチェーン思想の下で瓶詰めまで氷温管理、瓶詰めは急加熱急冷蔵に気を配り、搾り後の酒質劣化は最低限に抑えられています。
現在の実力と将来性の観点から当店取り扱いの銘柄の中で最も注目している銘柄の一つです。